配信「ガーネットクロニクル」 65点

  • 2008/10/28(火) 00:54:24


■シナリオ:
ひどい。何がひどいって、エンディングだよ…
メインキャラ以外の話はカットしてるのかってくらい適当なストーリー。
あるキャラがボスに決死の体当たりで人質の女性を助けて、ボスの一撃で遠くの壁まで吹っ飛ばされて、その好きに主人公たちが武器を拾って倒すという場面があるが、倒した後にその二人がどうなったかは何も語られない。
メインキャラでも、伏線とか出しまくりなのに結局誰も伏線回収できていない。
韓国産のローカライズとなるとなぜか2ch用語・ネタを使うものが多いが、このゲームも例に漏れず多用している。なぜだろう。ただローカライズ自体は悪くない。
でも会話で字抜けが1つあった。

■グラフィック:
韓国産らしい(ROっぽい)が、かなり頑張っているほう。
ダンジョンは後半に進むにつれてコピペ感が強くなる。
OPアニメはかなり良いが、本編にはアニメーションはない。
また、OPアニメは本編と全く関係ないシーンだけで構成されている。

■サウンド:
韓国産らしい(ROっぽい)が、悪くはない。
ループ曲ではなく、最後にフェードアウトが入っているので違和感を感じる。
良い曲はいくつかあるが、やっぱりループ曲でないのが残念。
ボイスは、不自然な感じはしなかった。フルボイスじゃないのがあれだがしょうがない。

■操作性:
操作感はなかなか良好。ストレスと感じる場面はほとんどなかった。
気になったところは、l斜め移動で壁にひっかかってガクガク進んでいくのと、スキルツリーの移動がしづらかった。
あと、SP割り振りの時に読み込みが入るのか、毎回1秒程度固まるのが気になった。

■システム:
韓国産らしい(ROっぽい)。装備に能力アップのカードを取り付けられるスロットがある。
属性によるダメージの増減(特に減少)が著しく、ボス戦に関しては、下手をすると何をしても0ダメージというひどい事になる。
エリアによって敵の属性がある程度固まってはいるが、結局のところ武器が無属性なのが進める上で一番有効。
スキルツリー制で、SP(スキルポイント)を使ってスキルを覚える事ができるが、パーディ共通のポイントなので特定のキャラだけにSPを使ったりもできる。
また、スキルにランクがあり、ランクアップのアイテムを使うことでスキルの威力を強くする事ができる。
ストーリーが進むと前のマップには戻れない仕様。
シンボルエンカウントで、後ろから接触するとこちらが奇襲、敵が気付いて、かつ頭上の「!」が消えてから接触すると敵の奇襲となる。奇襲攻撃の強さは圧倒的で、後半になるにつれてこちらの奇襲は弱く(敵のHPが高く)なり、敵は強くなる。敵からの奇襲は壊滅的なまでに強く、それだけで全滅する事もある。
だが、よほどの事がない限り奇襲を受けることはないので、こまめにセーブを心がければ全く問題ない。

■その他:
やはり韓国産らしいなぁという印象。全ての面において人気ゲームを参考にして取り入れた感が強くなっているため見た目にもシステム的にも目新しさはほとんど感じない。
こういったインスパイヤ作品は総じて出来が悪いのが定説だが、予想外に不満点がほとんどなく全体を通して無難な出来に仕上がっている。
正直下手なオリジナル要素を入れてくる日本産携帯機RPGよりは楽しめた。もちろんオリジナル要素を入れてるほうが意欲的だし、そちらのほうがいいと思うけども。
韓国産ということで敬遠されがちではあるが、決して(エンディング以外は)悪いゲームではないので買ってみていいかもしれない。

点数(■…20点満点+★…最高+-5点)

■シナリオ 6点
■グラフィック 17点
■サウンド 14点
■操作性 18点
■システム 15点
★ヒロインが釘宮 5点
★韓国産 1点
★エンディングで絶望 -5点
★クリアデータで更に絶望 -5点
★初日売上4桁 -1点
合計:65点

商品情報:
公式サイト ガーネット クロニクル 紅輝の魔石
販売元 セガ
開発元 IRONNOS
ジャンル・ハード RPG PSP
発売日・価格 2008年10月23日(木) 5,040円

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